ライフイベント別
住宅購入のメリット&注意点
メリット
子どもの教育費等がかからず早くから返済可能
最大の利点は早くからローン返済に取り組めること。子供の誕生前は教育費等がかからず、共働きなら収入を合算できる。ローンも組みやすくなる。
注意点
共働きなら多めの借り入れが可能だが、出産や子育てで妻が仕事に復帰できるかにより、返済プランが変わる可能性も。子供ができた時などのライフプランを事前に夫婦で話し合うことが大切。
メリット
子供の教育費など支出が予測でき返済プランが立てやすい
教育費がどの時期にどれほど必要か見積もれる。その為返済プランが練りやすくなる。又行政支援や教育環境など、子育てメインの家さがしを意識する。
注意点
母体に負担がかからない住まいの検討計画を
出産後は身動きが取りづらく、積極的な物件見学や引越し作業などが厳しくなる。その為出産時期が過ぎると育児が落ち着くまで、住宅検討を伸ばす場合も。
入学
メリット
家族構成が明確になり教育プランも立てやすい
家族構成や進学の選択も見え教育プランも立てやすく、転校も避けられる。子供の人数や性別もわかり、実用的な間取りの検討ができる。
注意点
子供が成長しすぎると購入しにくい事情がいろいろ出てくる。
中学受験や高校受験などに向け、塾などの費用がかかる。
子供が大きくなるにつれ転校を嫌がる。進学につれ教育費がまし、結婚時に比べローン返済が長く取れなくなってくると収入と収支の調整が厳しくなります。
転職
メリット
キャリアアップにより収入がUP、将来の見通しに自信ができ、購入に踏み切る人が多い。以前に比べ勤続年数による住宅ローン審査のハードルが下がり、転職後に収入増が確認できれば勤続年数1年以内でも借り入れが可能なケースもある。
注意点
独立を目指す方は独立前の購入が無難。会社員時代の方がローンを組みやすいケースが多い。キャリアアップで買い替えたい人は、貸しやすく売りやすい物件の検討を。
定年前後
メリット
将来の暮らしを考えた安心の物件選び
子供が巣立ち、2人暮らし必要な間取りを検討できます。年金が期待できない今、住む場所に困らないように購入する人も。
注意点
貯蓄と照らし合わせゆとりのあるプランで検討を。年を取るほどローンは組み難くなり、年金で支払う状態になるリスクも。いずれ、相続や贈与する立場になることも考え、購入した家を子供たちにどう渡すのかも想定しておくことが大事。